高度経済成長期に膨大な量の橋梁が架設され、現在その老朽化が大きな問題となっています。特に建設年度の古い橋梁等は建設当初の資料が不明なものも多く、対策をより困難なものとしています。
私たちは非破壊検査をはじめとする様々な専門技術を駆使し、調査・試験・設計を通じ施設長寿命化対策を提案します。
コンクリート試験・分析(中性化・塩分・ASR・EPMA)
コンクリート構造物は、その設置環境に起因する外部劣化因子の影響を受けて様々な変状が生じます。
PHや塩分濃度等を詳細に分析し、変状メカニズムを推定します。
コンクリート診断
コンクリート診断士が専門的な知識及び応用能力を駆使し、調査計画の立案・測定・試験・分析・判定・劣化予測・解析・対策の提案・指導等を行います。
鋼部材の非破壊試験(RT・UT・MT・PT)
老朽化した鋼橋では腐食による減肉や亀裂等が生じ、構造安全性に重大な支障をきたしているものもあります。
破壊を伴う不用意な試験は大きなリスクを伴うため、これら“非破壊検査技術”がこれからの長寿命化要請に応えます。
補修・補強設計
現場から得られた様々な調査結果や試験結果をもとに、材料・構造・応力状態・コスト等に渡って詳細に解析・検討を実施し、構造品質適正化のための設計を行います。