建築・土木の工事現場でコンクリート圧送中にコンクリートポンプ車が破損し死亡事故に繋がるケースが多い事から、年一回以上の自主検査を実施し事故を未然に防ぐ事を目的とした業務です。
厚生労働省労働基準局安全衛生部安全課長名通達「コンクリートポンプ車による労働災害の防止について」(基安安発第0723006号平成20年7月23日付)が都道府県労働局に発出されています。
コンクリートポンプ車の超音波探傷試験 (Ultrasonic Test)
コンクリートポンプ車は建築現場に於いてコンクリート(生コン)を型枠に流し込むために使用される工事車両です。
(社)建設荷役車両安全技術協会では特定自主検査の詳細
記録表及び特定自主検査マニュアルで超音波探傷試験を
用いて特定自主検査を確実に実施しています。
超音波探傷試験の対象部位は
ブーム板継,アウトリガースライド部,旋回ボルト部等です。
また、表面キズがある場合は磁粉探傷試験や浸透探傷試験を併用します。