橋梁下部工(橋脚)等をはじめとする大断面コンクリート構造躯体の建設では、その硬化過程にて発生する水和熱をコントロールし、いかにして初期ひび割れ(温度ひび割れ)の発生を低減・回避させるかが大きな課題となっています。
弊社はこれらの課題に対し、専門の解析技術者が構造設計・配合設計・施工計画段階において各構造物にマッチした最適解を提案いたします。
基本情報入力・解析モデル構築 (設計寸法・配筋計画・コンクリート配合計画・打設及び養生計画など)
解析に先立ち、構造物基本情報を基に3次元モデルを作成します。
お客様が計画されている設計条件・施工条件を整理し、解析の初期パラメータとして入力します。
3次元解析(温度・応力・ひび割れ指数及び発生確率ほか)
専門の解析技術者が解析計算を実施し、その結果をふまえ解析条件毎に水和発熱温度や躯体内部の応力分布の変化を波形グラフ化し、等高図を作成します。
解析・検討段階において、配合・打設・養生計画について適切かつ効果的な対策の提案・指導等を行います。
解析報告書
コンクリート分野の専門技術者(技術士・コンクリート診断士等)が、対象構造物の各種条件(設計条件・コスト・施工計画等)を踏まえ、初期ひび割れの低減・回避の観点から解決策を提示し、考察として取りまとめます。